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年頭あいさつ

2023年1月1日

令和4年

2023年、あけましておめでとうございます。
皆様のご協力のもと、無事に新年を迎えることができました。

2022年もまた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束と拡散が繰り返され、慌ただしい1年でありました。

5月に行われました第15回日本緩和医療薬学会年会では、大会長を務めさせていただきました。コロナ禍ということもあり「完全WEB開催」となりましたが、多くの方々に支えていただき、無事に終えることができました。改めて御礼申し上げます。

また9月には九州山口薬学大会(熊本)、10月には九州在宅医療推進フォーラム(熊本)が開催されました。

当社についてですが、3月に高江バス停前薬局が当社4店舗目の地域連携薬局に認定されました。そして6月には泗水よしとみ薬局が新たに開局しました。

9月にはくまもと県民交流館パレア会議室で熊本緩和医療科学研究会、黒川温泉で熊本疼痛治療研究会、10月には大阪・奈良への漢方研修旅行、11月にはTOC有明で第1回包括的がん緩和病態生理医療薬学研究会を行いました。

また個人的には、7月に「還暦を祝う会」を開催していただきました。

2023年の業務方針としては、引き続き店舗の拡大、薬局の機能強化、学会活動、社内・社外の教育活動に精力的に取り組んでまいります。

さらに、電子処方箋、オンライン資格認証、リフィル処方箋への対応、そしてクラウド型電子薬歴(一部の店舗で導入済み)を活用していきます。

今後の医療業界において、患者さんを中心としたチーム医療を実践できる薬剤師が求められています。当社はそのような能力を持つ薬剤師を育成できる「教育・人材育成機関」でありたいと考えています。

最後に少し厳しいことを申し上げますが、そして繰り返しになりますが、薬局が立地のみで評価される、薬剤師が免許のみで評価される、そのような時代はとうに終わりを告げています。

皆様もニュースや新聞等でご覧になられたと思いますが、Amazonが薬局業界へ本格的に参入してくるそうです。既存の薬局の概念が大きく塗り替えられることは想像に難くありません。

努力した者、準備していた者だけが生き残ります。ただひたすら自己研鑽に励みましょう。

この新しい年が、より佳き年になるよう心より祈念いたしまして、私からの年頭のあいさつとさせていただきます。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ハートフェルト
稲葉 一郎