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新年挨拶

2025年1月1日

2025年巳年

全国の皆様、2025年、新年明けましておめでとうございます。

年末年始にかけて全国的にインフルエンザが大流行し皆さん大変だったと察します。

いよいよ2025年になりました。

皆さんご存知の様に団塊世代が75歳以上になる 2025年は、地域包括ケアシステム完遂の年であり、このシステムの中で地域の薬局が担う役割の目標が患者のための薬局ビジョンの実現でした。

同時に2025年は外来患者がピークの年であり、在宅患者の数は2040年末まで増加すると言われています。 

高齢化によりがん患者が増加し地域でがん患者さんを支えるニーズが高まることから在宅緩和ケアは、必須となります。

無菌室等を利用して各薬局が対応できるようにサポート体制を作り上げたいと思います。

国は今後、2040年を目標として施策を考えており、5月に発表したとりまとめでは生産性向上の達成に向け、[1]ロボット・AI・ICT等の実用化推進、データヘルス改革[2]タスク・シフティング、シニア人材の活用推進[3]組織マネジメント改革[4]経営の大規模化・協働化の4本柱の施策が示されました。

当社としてはロボット調剤、監査システム、AI電子薬歴等を活用し、今後ニーズが益々増える在宅分野においては、エリア制にして人員を増やしながら効率化を図っていきたいと考えます。また在宅関連、がん関連、高齢化に対応できる専門性のある薬剤師の育成にも力を入れます。

オンライン服薬指導のための部署も新しく作ります。地域を支える薬局モデルとして当社単独で考えるのではなく、病院と連携して行政へ働きかけて社会へ情報発信をしていきたいと思います。

本年も慌ただしい1年となりますが、地域において平時でも災害時でも責任を持って医薬品供給と適切な情報提供ができる薬局を目指したいと考えます。

どうぞ、よろしくお願い致します。

株式会社ハートフェルト
稲葉 一郎