研修2日目前半
2023年11月4日
泗水中央薬局 西 瑞希
朝ご飯は宿泊したホテルで食べました。バイキング形式でパンやお粥、フルーツ、蒸し料理などがありました。
ホテルを出発した後、最初に向かったのは九份です。石段や狭い路地、赤い提灯が町全体に広がっており、レトロな雰囲気がありました。お店が道沿いに多くあり、九份ならではの食べ物から雑貨屋さんまで様々なお店がありました。また、日本でおなじみのお店も見かけました。
九份はなかなか晴れることがないといわれていましたが、研修2日目は天気に恵まれ、美しい景色を見ることができました!
「花文字」といって文字の形を絵で表現するものがありました。自分の名前や家族、友達、会社や店舗の名前を花文字にして幸せや商売繁盛を祈る意味での贈り物、結婚記念日や誕生日プレゼントとしても贈られることが多いようです。
この写真の絵は稲葉社長の名前をもとに描いていただいた絵になります。とても鮮やかで美しい仕上がりになりました。
「TAIWAN OCARINA」
こちらのお店では猫や亀など様々な形のオカリナがありました。店主の方の演奏は音色がとてもきれいで癒されました。
九份はジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれており、街中にはジブリに関するグッズもたくさんありました。また、夜になると提灯の明かりが灯るため、さらに雰囲気がある風景になります。
「海悦楼」で昼食をいただきました。
迪化街にて漢方薬包み体験を行いました。
迪化街は台湾随一の問屋街で漢方薬や乾物、布類などのお店が揃うにぎやかな通りでした。
秤に乗せて吊るしてある重りと同じくらいの分量になるとつり合うようになっており、つり合うくらいの分量にするのは少し難しかったです。
今回は黄耆、当帰、紅参、桂皮 、枸杞子、大棗の6種類を使用し、薬包紙での包み方を習いました。
エキス製剤を扱うことが多い私にとって、実物の生薬を実際に見て、包むという経験はなかなか経験できることではなく、とても貴重な体験となりました。また、お店には漢方薬以外にもハーブティなどが販売されており、見たことがないものが多くありすべてが新鮮に感じました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。