中国の薬食同源視察団

SHANGHAI&HANGZHOU

研修2日目

2018年7月15日

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西湖畔のホテルを出て、中国禅宗五山十刹の一つである霊隠寺に向かいました。
強い日差しが照りつける中、境内へと続く飛来峰を歩きました。

 

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飛来峰には宋元時代の大きな石仏彫刻が多数ありました。
境内には天王殿、大雄宝殿、観音殿、直指殿、薬師殿、華厳殿などが立ち並び、中国の雄大さを感じました。

 

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中国茶叶博物館(中国茶葉博物館)に向かいました。
中国茶は品種によって茶葉の形、色、発酵の度合いが異なり、また民族によって飲み方も違うとのことでした。試飲をして、好みの茶葉をお土産に購入しました。

 

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昼食は「胡慶餘堂薬膳」でした。
鴨肉を使った「洋参石斛老鴨煲」。

 

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「桂花山薬」という薬膳料理は揚げた長芋(山薬)に桂花のあんがかかったもので、すっきりとした甘さでした。

 

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歴史ある中国の老字號の薬局、製薬会社、問診所である「胡慶餘堂」。

 

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実際に生薬を調剤している場面。

 

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丸薬を作る作業場。

 

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セミの抜け殻。

 

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虎の剥製。

 

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「神農」は中国の三皇の一人、医薬と農業の祖と言われています。

 

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今回の研修では「山下先生の漢方の師匠が長年所有していた、胡慶餘堂にゆかりのある漢方の書物を、師匠の代わりに胡慶餘堂に寄贈する」というミッションがありました。
我々と、胡慶餘堂のスタッフの見守る中、胡慶餘堂の代表に無事書物を手渡すことができました。
山下先生も喜びとともに安堵の様相でした。